サヴィラジヌ星の重要施設を見学させてもらうシリーズのPart3です。
今回はまた新たに偵察機を保管している部屋、関連施設を監視したり連絡を取り合う部屋、まだ誰も入れた事がないというメラムさんの部屋に案内してもらいました。サヴィラジヌ星のテクノロジーには圧倒されまくりでした。そんな見学の様子をご報告していきます。
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偵察機保管・メンテナンス室
私の意識体がサヴィラジヌの重要施設付近に到着したのでそのまま中に入る事にしました。
幻朋:お邪魔します…。
メラムサフラ:どうぞ。ちょうど施設にいました。オルアエルは星の別な場所にいますが呼びますか?
幻朋:こんにちは。ぜひお願いします!
オルアエル:来たよ。
幻朋:ずいぶん速いですね(笑)来てくださってありがとうございます。今日は施設見学の続きをさせていただきたいなと思って来ました。
メラムサフラ:良いですよ。まずは偵察機の部屋に行きましょう。
(空間移動で部屋に移りました。)
その部屋は今まで見た中で最も広かったです。天井もとにかく高いです。そして数え切れないほどの偵察機が空中に浮いていました。
メラムサフラ:ここは偵察機を置いている部屋です。
幻朋:たくさん浮いていますね。何個くらいあるんですか?
メラムサフラ:2000ちょっと保管してあります。
アクトミラ:こんにちは。
幻朋:あ、この間はどうも。部屋にお邪魔していました。ここの部門の担当者は何人いらっしゃいますか?
アクトミラ:私を含め4人くらいでやっています。今日は2人で担当しています。
幻朋:という事は……もう1人の方もどこかにいるんですね?
アクトミラ:今呼びますね。…………
ラノム:初めまして。ラノムと言います。
幻朋:初めまして!毎回お名前が聞き取れなくてすみません(笑)なぜか名前の部分はサヴィラジヌ語の発音っぽい感じになるので聞くのが難しくて。結構短いお名前ですね?
ラノム:ラノムです。
幻朋:ラ、ノ、ム?ラノムさん?
ラノム:そうです。私は女性です。あなたの前世の人を知っています。
幻朋:一緒にここで働いていたんですね!前世の記憶がなくて申し訳ないです。こちらの部屋では主にどんな事をしていますか?
ラノム:偵察機のメンテナンスをしています。
幻朋:ここから偵察機を送り出したりもするんですか?
ラノム:それはカノロトさんの所で出発させたりしています。ここでは保管とメンテナンス専門です。
幻朋:そういう事でしたか。ちゃんと分担されているんですね。
メラムサフラ:役割については私が説明しますね。行って帰ってきた偵察機を充電したり、異常がある機体をコンピュータで直します。
幻朋:ここでもコンピュータみたいな物があるんですか?かなりハイテクなんでしょうね…。
メラムサフラ:地球の物とは違いますがそういう機械的なものはあります。そのコンピュータはどの部屋にもあって、モニターに組み込まれています。ちょっとモニタールームに行ってみますか?
幻朋:ぜひ見てみたいです。
(モニタールームへ空間移動しました。)
メラムサフラ:このモニターに組み込んであります。
幻朋:画面にコンピュータが設置してあるわけではなく、目には見えないんですね。地球のものと混同するとダメですね。
メラムサフラ:何かを設置しているとかではないです。特に触ったりする事もなく、こうしたいという意思だけで動かします。
幻朋:カッコイイですね(笑)地球のコンピュータは手で入力したり、操作したりします。
メラムサフラ:自分達が何かしている訳ではないですが、目に見えない形で操作しています。それでは、大体の説明は終わったので次の部屋に行きましょう。
関連施設を監視する部屋
幻朋:あれ?またモニターがたくさんある部屋ですね?ここは何の部門ですか?
メラムサフラ:モニターにここの関連施設を映して、何か異常がないか監視したり、伝えたい事を全体に発信するための場所です。
幻朋:各部門の様子を見ているんですね。
メラムサフラ:それぞれの部屋を映して、直接行かなくても連絡を取り合えます。
幻朋:サヴィラジヌ星人は基本はテレパシーで会話するんですよね?
メラムサフラ:会話はテレパシーですが映像は見えないです。だからモニターを見ながら話せます。
幻朋:そういう事なんですね。何かあった時に全体放送みたいな感じで伝える事もできますね。今は担当の方は誰もいないんですか?
メラムサフラ:今日は私が担当しているのでいないです。基本的に私は何でもやります。オルアエルがここの部屋にいる事もありますが大体持ち場は決まっています。
幻朋:そうなんですね。オルアエルさんは別な星に行く部門の専門だと思っていましたが、こういう仕事もできるんですね。カッコイイじゃないですか!
オルアエル:うん…でも、どこかに行く事の方が多いかな……。
幻朋:いやいや、それも大事な任務だと思いますよ!普通の人はできない役目ですよ。
オルアエル:面倒くさいです。
幻朋:そんな事言っちゃダメでしょ(笑)
メラムサフラ:仕方ないですよ。
幻朋:自分からやりたいですって希望してこの仕事をしているんじゃないんですか?
オルアエル:そんな感じ。他にも色々あるけど。
幻朋:もしかして、こういう事をしてくださいって指示が出たりするんですか?
オルアエル:メラムさんの指示は断れない。消されちゃう。
幻朋:オルアエルさんは面白い人ですね(笑)地球での宇宙人のイメージと全然違うので笑ってしまいます。
【立入禁止】責任者専用の部屋
メラムサフラ:他にもまだ部屋があるのですが…どうしようかな。一番上の人の部屋はまだ許可が下りていないんです。今聞いているのでいつか会わせますね。
幻朋:トップの人はさすがに緊張します(笑)でもいつかお会いできたらご挨拶したいです。メラムさんの部屋とかはないんですか?
メラムサフラ:あります。じゃあ今回は特別に。
オルアエル:そんな部屋入った事ない!
メラムサフラ:オルアエルはここで待ってなさい。
オルアエル:えぇぇ?!!
メラムサフラ:嘘です。では移動します。
幻朋:すごい驚いてる(笑)
(メラムさんの部屋に空間移動しました。)
幻朋:あれ?何もない……あ、モニターが1個ありますね。
メラムサフラ:そこに話したい部屋を繋いで映像を映せます。
オルアエル:この部屋すごい。
幻朋:回復装置と栄養テープも完備されている!VIP待遇ですね(笑)下っぱの人達は休憩所で休むんですね。
オルアエル:下っぱ?
メラムサフラ:知らない方が良い言葉もありますよ。
幻朋:すみません(笑)地球の言葉で、メラムさんより下の立場の人という意味ですよ。
オルアエル:分かった。
幻朋:他には何か置いてあったりしますか?
メラムサフラ:ここは個人的な部屋だから、特別な物は置いてないですが……じゃあ、これもお見せしましょう。
幻朋:あ!これは…ここにも絵を飾ってくれていたんですね。ありがとうございます。
メラムサフラ:宝物です。
幻朋:この部屋は他の人は立入禁止ですよね?
メラムサフラ:他の人は入れないようになっています。入る時に体のサイズが一致しないと入れないです。少しでも違うとだめです。今は特別に解除してあります。
幻朋:そんなシステムだったら絶対自分以外は入れないですね。すごいなぁ。私の前世の人もこういう部屋があったんですか?
メラムサフラ:ありました。専用の部屋はトップの人と私ともう1人の分です。
幻朋:もう1人の方は立場的にどれくらいなんですか?
メラムサフラ:私と同じくらいの人で、トップから2番目あたりになるのかな?その人もあなたにお世話になっていました。
幻朋:むしろ私の前世は何者なんでしょう(笑)メラムさんはやっぱり星の中で偉い人だったんですね。
メラムサフラ:私は大した事ないですよ。他にもまだ部屋はありますがどうしますか?
幻朋:今日はここまでにして一旦戻りますね。また貴重な体験ができて嬉しかったです!オルアエルさんも一緒について来てくださってありがとうございました。
オルアエル:もちろんです。
幻朋:それでは、また来ます。失礼します。
施設見学Part3はここまでとなります。見せられない部屋もあるようですが、まだ半分くらい残っているそうなので、また見学したらご報告致します。