前回の神社のお話はこちらです。『寒川大明神はどんな神なのか?寒川神社が建てられた経緯と厄について』
今回は長野県にある諏訪大社です。こちらの神社もとても有名だそうで、テレビで御柱祭を見た事がある方もいらっしゃるかもしれません。その他にもちょっと変わった神事を行なっているそうで、それらについてのリクエストも多数いただいておりました。
情報量が多いので、前編と後編に分けさせていただきました。今回は、諏訪大社が建てられた経緯などをご報告いたします。
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太陽に出発する準備
メラムサフラ:こんばんは。お待ちしていました。
(メラムさんに連れられてモニタールームに行くと人が集まっていました。)
オルアエル:お待ちしてたよ。
ウリムクオツ:こんばんは。
ケスリロ:こんばんは。
幻朋:こんばんは!皆さんお集まりですね。会議中でしたか?
ウリムクオツ:アマテラスさんをサヴィラジヌに招待するために、太陽に行く準備をしていました。
幻朋:ついにですか!
オルアエル:みんなで行くよ。
ケスリロ:留守番だぞ。
幻朋:これから迎えに行くという事ではないですよね?
メラムサフラ:アマテラスさんの都合の良い日などを話し合いに行きます。
幻朋:そうだったんですね!またすごいタイミングで来てしまいました(笑)
メラムサフラ:まだ話せますよ。10時に太陽に行きます。
(サヴィラジヌに到着したのは21時過ぎでした。)
ウリムクオツ:まだ時間はありますね。
幻朋:それでは、時間内でお話ししてもよろしいでしょうか?今日は諏訪大社という神社のお話です!
オルアエル:神社なら良いね。
ケスリロ:参加しよう。
ウリムクオツ:私も一緒に見ます。
幻朋:はい!皆さんよろしくお願いします。
メラムサフラ:大丈夫です。
諏訪大社とはどんな神社なのか?
幻朋:まずは神社のご紹介をしたいと思います。諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖周辺4か所にある神社です。日本最古の神社の1つと言われるほど古くから存在し、全国に約25,000社ある諏訪神社の総本社です。社格は式内社、信濃国一宮です。諏訪湖をはさんで、二社四宮の境内が鎮座しています。上社(かみしゃ)である本宮(ほんみや)、前宮(まえみや)があり、下社(しもしゃ)は秋宮(あきみや)、春宮(はるみや)となります。上社は諏訪湖南岸、下社は北岸に位置していて、社格に序列はないそうです。
御祭神の諏訪大明神について
幻朋:御祭神は、建御名方命(たけみなかたのみこと)と八坂刀売命(やさかとめのみこと)です。この方々をまとめて諏訪大明神とも呼ぶそうです。
ウリムクオツ:そう書いてあります。
幻朋:このお二人がいるんですか?
ウリムクオツ:オオクニヌシさんの子供だそうです。意識体でいるそうです。
幻朋:いつも神社にいらっしゃるのでしょうか?
メラムサフラ:どちらもいるようですが、常にいる訳ではないようです。
ウリムクオツ:主に本宮にいるそうです。
幻朋:タケミナカタ様はどんな神様でしょうか?
ウリムクオツ:日本各地の土地を見ているようです。
幻朋:日本を回っているなんてオオクニヌシ様みたいですね!ヤサカトメ様はどのような方でしょうか?
メラムサフラ:その神様は水の神様だそうです。川や海を見ています。
幻朋:水関係を担当している方なんですね。
ウリムクオツ:タケミナカタさんはオオクニヌシさんの補助もしていたそうです。
オルアエル:オオクニヌシさんの子供ってすごいよね。
諏訪大社の創建由来
幻朋:諏訪大社が建てられた由来には諸説あるそうです。古事記に登場する所から始まるため、起源は1500~2000年ほど前と推測されるようです。古事記では、建御雷尊(たけみかづちのみこと)が大国主命に国譲りするように迫った際に、大国主命の次男の建御名方命が建御雷尊に戦いを挑みましたが負けてしまい、諏訪まで逃れました。それ以後は諏訪から他の土地へ出ない事と天津神の命に従う事を誓ったとされています。でも、アマテラス様は国譲りはしていないと言っていました。
ウリムクオツ:国譲りは書いていませんでした。
幻朋:他にも諏訪に伝わる神話では建御名方命が諏訪に侵入した征服者として描かれていたりするそうです。また、諏訪明神が8歳の男児を自分の身代わり(神体)に認定して、上社大祝(おおほうり=神の依代)を務める神氏(諏訪氏)の始祖となったというお話もあります。
メラムサフラ:初めに建てられたのは1800年前だそうです。
ウリムクオツ:オオクニヌシさんとアマテラスさんにより、この地に神社を持つように言われたそうです。
幻朋:誰かと戦ったとか、征服したという訳ではなく、諏訪を拠点にして活動するように言われたんですね。
ウリムクオツ:オオクニヌシさんとオオヤマツミさんにより建てられたとあります。
オルアエル:オオヤマツミさん活躍してるね。
幻朋:やはりほとんどの神社に関わりがありますね!すごい神様ですね。
メラムサフラ:各地に建てていますね。
幻朋:そういえば、ヤサカトメ様とは夫婦になってから諏訪大社にいるようになったのでしょうか?
メラムサフラ:神社が建ってからパートナーになったそうです。
幻朋:そうなんですね。諏訪湖を挟んで上社と下社に分かれて二社四宮ある理由は何でしょうか?
ウリムクオツ:4つある理由が書かれていません。
幻朋:公開できない事情があるのかもしれないですね。
諏訪大社の由緒
幻朋:由緒について少しご紹介したいと思います。諏訪大社は、延長5年(927年)にまとめられた神名帳には南方刀美神社(みなかたとみのかみのやしろ)と記され、信濃国四十八座の第一にあり、当時既に信濃國一之宮として信仰されていたそうです。
メラムサフラ:古い神社だと思います。
注連縄について
幻朋:建御名方命は大国主命の次男なので、出雲大社の流れをくんでいます。秋宮と春宮で掛けられている注連縄は、一般的な神社の注連縄のねじりとは逆で出雲大社と同じ形状になっているそうです。
ウリムクオツ:オオクニヌシさんが作りました。
メラムサフラ:出雲大社に比べると小さいですね。
幻朋:あれはかなり大きいですもんね!
諏訪大社の御神体について
上社本宮の守屋山
幻朋:本宮の御神体は神体山とされていますが、これが実際にどの山を指すのか明確に分かっていないそうです。一般的には守屋山(もりやさん)とされていますが、境内からはほとんど見えないそうです。上社に関する文献などには守屋山を祀るという情報はなく、禁足地にもなっていないので御神体とは考えにくいそうです。大祝(神の依代)が現人神であり神体である可能性も考えられるようですが、何か分かりますでしょうか?
ウリムクオツ:守屋山とは書いていないです。
メラムサフラ:勾玉があります。アマテラスさんのでしょうか?何も書いていません。
幻朋:勾玉ですか?!建物の中かどこかに保管してあるのでしょうか…?
メラムサフラ:詳細は書いていません。
幻朋:これは絶対に秘密な予感がしますね。
上社前宮の神原
幻朋:前宮だけが本殿を持っているそうで、境内の神原(ごうばら)と呼ばれる場所こそが、建御名方命が初めてお出ましになった場所とされているそうです。
ウリムクオツ:そのようには書いていません。
幻朋:諏訪大明神の子孫である生き神の大祝は、かつてはこの場所で暮らしていて、境内には数多くの建物があったそうです。
メラムサフラ:タケミナカタの神に任されていたそうです。その人が住んで管理しています。
幻朋:大祝さんは神様と話せたんですね。あ、そろそろ10時になりますね!
ケスリロ:宇宙船見てくる。
幻朋:お願いします!お話ももう少ししたら終わろうと思います。
下社秋宮、春宮の御神木
幻朋:下社の秋宮の御神体はイチイの木で、春宮の御神体は杉の木だそうです。
メラムサフラ:これについては詳しい情報はないです。
諏訪大社の逸話
有名な武将に崇められていた
幻朋:建御名方命は軍神として崇められた事から、坂上田村麻呂や源頼朝、武田信玄、徳川家康なども崇敬していたそうです。
メラムサフラ:武田信玄という人は神社巡りが好きなようですね。
幻朋:寒川神社にも行っていましたよね。
上社本宮 天流水舎、両部鳥居
幻朋:本宮には天流水舎(てんりゅうすいしゃ)という雨乞いに使われる建物があり、晴れた日でもどこからかしずくが落ちて井戸に水がたまるという言い伝えがあるそうです。近隣の雨乞いの神事にもここの水が使われていたそうです。
ウリムクオツ:ヤサカトメの神の力によるものです。水を増やすそうです。
幻朋:すごいですね!水の神様ですもんね。あと、かつては境内のすぐ近くまで湖が迫っていたようで、鳥居が湖に浸かっても浮かないように脚が付いているタイプの両部鳥居になっているそうです。
ウリムクオツ:鳥居が湖の中にあったそうです。
下社春宮 万治の石仏様
幻朋:春宮には万治の石仏(まんじのせきぶつ)という高さ2m程もある阿弥陀如来があります。昔、春宮の大鳥居奉納を命ぜられた石工が巨大な石にノミを入れた際に血が流れ出たと言われています。祟りを恐れて石に阿弥陀如来を祀ったのがその石仏だそうで、万治3(1660)年の文字が刻まれているのでこの呼び名が付けられました。芸術家の岡本太郎が大絶賛をした事から一気に注目を集めたそうですが、どういう経緯で作られたのでしょうか?
メラムサフラ:血が出たというのは書いていないです。後から顔がつけられたそうです。最初はただの石だったそうです。詳しくは書いていないです。
ちょっとしたお話
幻朋:諏訪大社の4つのお宮はすべて同格なので、この神社からまわるべきといった順路はないそうです。また、春宮と秋宮は同じ図面を元に、当時の二大建築流派が腕を競い合って建てたので同じ形のお社になっているそうです。
ウリムクオツ:最初は本宮という所だけだったみたいです。
幻朋:後から他のお宮ができたんですね。それでは、そろそろ出発の時間ですので、お話はいったんここまでにします。
メラムサフラ:そうですね。行きましょう。
幻朋:お見送りしますね。ウリムさんも色々と教えてくださってありがとうございました。
ケスリロ:準備はできてるぞ。
幻朋:楽しみですね!日付が決まったら教えてください!
メラムサフラ:お知らせします。
オルアエル:太陽に行ってくるよ。
幻朋:オルアエルさん、お願いしますね!(笑)
ウリムクオツ:太陽に行きたいと言ったらアマテラスさんが良いと言ってくれました。
幻朋:そうだったんですね(笑)オルアエルさんも一緒に行けて良かったですね!
メラムサフラ:外に行きましょう。
(重要施設から外に出ると、黒い球体型の宇宙船がスタンバイしてありました。)
ウリムクオツ:行ってきます。
オルアエル:行ってくるね。
幻朋:いってらっしゃい!アマテラス様にもよろしくお伝えください。
ウリムクオツ:失礼します。行ってきます。
(三人が宇宙船の中に入っていきました。フワッと空へ飛んでいったかと思うと、次の瞬間には一瞬で見えなくなりました。)
ケスリロ:行ったな。
幻朋:あっという間にいなくなりましたね。
ケスリロ:宇宙に出たらもっと速くなるぞ。
幻朋:加速していくんですね。ちょうど出発の日に来れて良かったです。宇宙船を見送る事は滅多にないですし、良い機会でした。
ケスリロ:三人もいるからな。一人なら飛んでいくぞ。オルアエルじゃない限りは宇宙船の方が速いな。
アクトミラ:無事に行きましたね。
幻朋:アクトミラさん、こんばんは!もしかして宇宙船を点検してくださったんですか?
アクトミラ:見てました。
(みんなで施設の中に入りました。)
幻朋:ケスリロさんは留守番ですね。サヴィラジヌの守護神をお願いします(笑)
ケスリロ:何もないから大丈夫だぞ。
幻朋:アマテラス様が来るのは夜ですかね?その日はぜひ立ち会いたいです。また後日来ますね!
ケスリロ:またお待ちしてるぞ。
幻朋:メラムさんの真似ですか(笑)
アクトミラ:また来てくださいね。
幻朋:アクトミラさんの事をアウヨクミラトさんって間違えて呼ぶ所でした(笑)お名前が似ていてどうしても(笑)
ケスリロ:アウヨクミラトでも良いんじゃないか。
幻朋:いえ、だめですよ(笑)すみません。では、カテ(ありがとう)タルム(さようなら)!
ケスリロ、アクトミラ:タルム。
諏訪大社のお話前編は以上となります。後編では、御柱祭や御頭祭などについて聞いた情報をお届けいたします。なぜ鹿の頭をお供えするようになったのか…その謎に迫りました。