【初コンタクト】肉眼では見えない宇宙人

【初コンタクト】肉眼では見えない宇宙人

前回記事『度重なる物質移動!消臭スプレーへの執着』の続きです。

その後、宇宙人さんのイタズラがどんどんレベルアップしていきました。スプレーがなくなるたびに回収する作業はちょっと面倒でしたが、なんだかんだでどこにあるのか探すのは楽しかったです(笑)お!今度はここか!みたいな。

そして今回は、最終的に攻防戦が落ち着いて、ついに宇宙人さんとコンタクトを取るお話です。その時の様子を思い出して書きました。

あり得ない場所に移動したスプレー

 

スプレーをグローブボックスとトランクの中に隠され、これはちょっとすごい事態になってきたな…と思い始め、私の友人にこの件を話す事にしました。

※その友人はオカルト大好きでお馴染みの、フードの中のスプレーを見つけてくれた人です。

さっそく友人に連絡を取り、都合の良い日に待ち合わせをしました。私の車に友人を乗せて、とある駐車場まで走らせました。駐車場に車を停め、そこでこれまでの経緯を話しました。

 

友人:なんだよそれ!すごい事になってるな。どんな霊なんだろう?いつもみたいに見えないの?

幻朋:それが全然見えないんだよね。霊の気配すら感じないんだ。

友人:じゃあ、妖怪とか妖精の類かな?

幻朋:そんなの見た事ないし(笑)

 

なんて会話をしながら二人で盛り上がっていました。すると突然友人が頭を気にして、髪の毛を触りだしました。

 

友人:なんか髪の毛をツンツンって引っ張られた。まさか霊か?!

幻朋:いや、何も見えないよ。

友人:気のせいかな……?

 

何度も周囲を確認しましたが、特に何もありませんでした。

 

友人:もしかしてイタズラしに来てたりして!スプレーがなくなってたらどうする?!(笑)

幻朋:えぇ…さっきも定位置にあるか確認したけど、動いてなかったよね。

 

二人でスプレーを確認してみると、ドリンクホルダーからなくなっていました。それまで友人と何度もスプレーがあるかを確認していました。

しかし、いつの間にか移動されていたのです。さっそく車内を探しましたがどこにもありませんでした。

 

友人:ないなぁ…持ってっちゃったのかな?(笑)

幻朋:うん、もうあげちゃおうかな(笑)

 

諦め掛けていた時、友人が手元にあるバッグを見てニヤリとしました。

 

友人:コレに入ってたりしてな。

幻朋:さすがにそれはないでしょ。

 

そして、友人がバッグを開けた瞬間叫びました。なんと!本当にスプレーがバッグの中に入っていたのです。もちろん誰もバッグを開けたりしていません。

 

友人:…これはヤバイ。もしかして心霊体験しちゃった?!怖いけどちょっと嬉しい(笑)

幻朋:こんな事ってあるんだね。

 

ちょっとゾワっとしたのを今でも覚えています。これを機に、スプレーはもう車内に置かない事にしました。私は、完全に攻防戦に負けました。超能力には勝てませんでした。

最後のイタズラ!自室でも起こった物質移動

この頃になると、フレアフレグランスのスプレーを動かす謎の存在を、フレグランスさんと呼ぶようになっていました。ちょっと可愛らしいニックネームです(笑)

車から撤去したスプレーは、私の部屋にあるテーブルに置いていました。それからしばらくは、フレグランスさんのイタズラはなくなり、少しだけ忘れかけていました。

平穏な日々を取り戻したかと思っていた、そんなある日…。フレグランスさんが、ついに最後のイタズラをしかけてきました。

夜寝る前に部屋にスプレーをしようと思い、置いてある場所に取りに行きました。しかし、置いてあったはずのテーブルからスプレーがなくなっていました。

その後、洗面所や台所なども探してみましたが見つかりませんでした。そのうちどこからか出てくるだろうと思い、その日は諦めて寝る事にしました。

寝ようと思い、ベッドの布団をめくると…なんとそこにはスプレーが置いてあったのです!布団の中に入れてありました。

これには笑ってしまいました(笑)車内だろうが自分の部屋だろうが、場所は関係ないようです。フレグランスさんは、またもや私の所にイタズラしに来ました。

【応答あり】初めてのコンタクト!

私はダメ元で、その見えない存在に向けてメッセージを送りました。何が目的か気になって仕方がありません。

実は、今までも何度か話しかけていたのですが応答がありませんでした。しかし、その日は珍しく一言だけメッセージが頭の中に送られてきました。

 

幻朋:あなたは誰?どこから来たの?

???:たまたま通りかかった。

幻朋:あなたは幽霊?

???:…………。

 

もっと色々質問したかったのですが、一言だけで終わってしまいました。話しかけても返事はありませんでした。

たまたま通りかかってイタズラを始めた?なぜ?何のために?という疑問が残りました。私には心当たりなどありませんでした。

そして、その日を最後にスプレーを移動させられるイタズラがピタリとなくなりました。もういなくなったのかな…と思うと、なんとなく寂しいような気もしました。

ところが…なんと再びフレグランスさんと交信する事になるのでした。そこでフレグランスさんが霊ではなく宇宙人だという事が分かりました。

今回のお話はここまでとなります。続きはこちらから『前世催眠体験から始まる宇宙人との交流』