伊達政宗は何故眼帯をするようになったのか?派手な服装、戦好きの理由にも繋がる!秀吉の元へ遅れて行った経緯など

伊達政宗は何故眼帯をするようになったのか?派手な服装、戦好きの理由にも繋がる!秀吉の元へ遅れて行った経緯など
久しぶりの戦国武将シリーズです。信長、光秀に続き、今回は伊達政宗がどんな人物だったのかを聞いてきました!なぜ政宗を選んだかというと、Twitterで名前を見かけたのがきっかけでした。
「伊達政宗も有名よな。幻朋  調べます。」
という単純な流れです(笑)今回も読者様からの質問リクエストを募集して、そちらをメインで話を聞いてきました。情報を教えてくださった方々、ありがとうございました!それではさっそく、会話内容をご報告していきたいと思います。
※記事の中に出てくる物騒な言葉は、伏せ字にしたり、「あやめる」という表現を使っております。
記事に出てくる人物や用語はこちら

伊達政宗の基本的な人物像について

サヴィラジヌ星に到着し、いつも訪れている重要施設の中に入りました。みんな留守なのか、誰も現れないのでその場で少し待っていました。
メラムサフラ:お待たせしました。別な所にいました。久しぶりですかね?
幻朋:お邪魔していました。久しぶりに来ました。ちょっと体調が悪かったので休んでいました。
メラムサフラ:すぐ病院に行ってください。私達は体に異常が出たら、すぐにそういう機関に治しに行きますよ。
幻朋:よっぽど酷くならないと行かないタイプなんです。でも、市販の薬は効きませんでした(笑)早めに治すようにしますね。
メラムサフラ:はい。オルアエルも呼んでいます。私の部屋に行きましょう。
(空間移動でメラムさんの部屋に移りました。)
幻朋:では、少しずつ先にお話を進めていましょう。今回は日本の歴史上の人物で伊達政宗という人です。おそらく名前があると思います。以前お話した信長や光秀の時代です。
メラムサフラ:探してみます………ありました。有名な武将ですね。信長とかの時代だけれど、政宗のお父さんの方が信長と関わりがありました。お父さんも武将だったので。
幻朋:政宗のお父さんと信長が?争っていたのかな?それとも同盟とかを結んでいたのかな?すみません、その辺はちゃんと調べていませんでした。メラムさんの話で新しく学ぶ事が多いです(笑)

生年月日は史実通りか?

幻朋:ではさっそく質問に入っていきますね。まずは基本的な生没年の確認から。1567年9月5日生まれ1
メラムサフラ:36年で70歳で亡くなっていますね。
幻朋:すごい!今日もキレキレですね。1636年6月27日に享年70歳で亡くなっています。2合っているようですね。何が原因で亡くなったか分かりますか?
メラムサフラ:何とは詳しく載っていませんが、病気と書いています。
幻朋:やはり病気ですか。一説では食道ガンなどではないかと言われている3そうです。

疱瘡によって右目を失ったのは本当なのか?

オルアエル:来たよ〜。今日は何の話?
幻朋:こんにちは。伊達政宗という昔の日本人の話ですよ。ちょうど今から本格的な質問に入る所ですので、オルアエルさんもご一緒に!政宗は子供の頃に、疱瘡という病気になって右目が飛び出てしまいました。それを家臣の片倉小十郎がえぐったという説は本当でしょうか?
オルアエル:怖い。
メラムサフラ:目が見えなくなったという情報は書いてありますが…飛び出るかなぁ…?
幻朋:失明したのは本当なんですね。オッドアイという、生まれつき両目の色が違う状態なのを隠すために眼帯をしていたという話もあるそうです。眼帯は目を隠す物の事です。
メラムサフラ:それは違います。

政宗が眼帯をするようになった理由

幻朋:そもそも眼帯はしていなかった説もあるみたいですが(笑)
メラムサフラ:子供の頃は隠していなかったですが、大人になってからするようになりました。
幻朋:最初はしていなかったんですね?
メラムサフラ:成長と共に目を見られるのが嫌になってするようになりました。
幻朋:やっぱり自分が気にしている部分を人にジロジロ見られるのは嫌ですよね。眼帯は黒いやつを目に付けていますか?当時の映像ではどんな物を付けていますか?
メラムサフラ:最初は白い布みたいなのをしていました。その後に黒いのを作ってもらいました。これは片倉小十郎という人が作ってくれた物です。
幻朋:小十郎が作ってくれていたんですね!さすが政宗の右腕。

母親に毒を盛られたのは本当なのか?

幻朋:母に毒◯されそうになったという話は本当でしょうか?
メラムサフラ:その事は特に載っていないです。
幻朋:じゃあ本当はやっていないのかな?それに関連して、母の代わりに弟をあやめたが実は生きていて、東京のお寺の僧侶になった説もあるそうです。
メラムサフラ:亡くなっていません。弟は普通に生きていて、戦いにも参加しています。

猫御前という側室は存在したのか?

幻朋:側室に猫御前という名前の人はいますか?側室は…何て言ったら良いのかな。奥さんとはまた別な存在です。
メラムサフラ:猫御前ですか?
オルアエル:可愛いね。
幻朋:そうなんです。質問をしてくれた方も、可愛いから聞いてみたかったそうです(笑)
メラムサフラ:いないですね。見つかりませんでした。
幻朋:残念ですが、可愛いので良しとしましょう(笑)

政宗の性格について

どんな性格だったのか?

幻朋:政宗はどんな性格だったんですか?私の中では、ゲームの影響もあってやんちゃなイメージがあります(笑)
メラムサフラ:結構積極的なタイプです。戦いが好きでした。
幻朋:やっぱりそんな感じなんですね!戦いが好きと言うと、戦って領土を広げるのが楽しかったんですかね?それとも戦術とかを考えるのが好きとか?
メラムサフラ:片目しか見えないから練習をいっぱいしていて、実戦するのが楽しみでした。
幻朋:そういう事ですか。かっこいいですね!片目だと戦も難しそうですからね。ちなみに練習相手は小十郎ですか?
メラムサフラ:小さい頃はお父さんから教わっていました。小十郎はいつも練習相手になっていました。負けず嫌いだったんです。
オルアエル:片目見えないのによくそんなにやるね。
メラムサフラ:見えないからこそ、他の人に誰にも負けたくないと思っていました。

天下を狙っていたのか?

幻朋:そういう性格という事は、やはり天下を取るのを狙っていたんですか?
メラムサフラ:天下とかじゃなく、戦いの中で一番を目指していました。誰にも負けないのが目標です。
幻朋:信長は日本を治めようと思っていましたが、それとはまた別ですね?
メラムサフラ:信長とかの気持ちとは違います。

政宗は子煩悩だった

幻朋:政宗は子煩悩だったらしく、自分の子供を可愛がっていたそうです。娘が嫁いだ後に手紙のやり取りをしたり、釣った魚を送ったりしたそうです。優しい一面もありますね。
メラムサフラ:政宗の子供に対する情報までは載っていませんでした。
幻朋:さすがにその辺の細かい部分までは厳しいですか。でもこの話は好きなので、ぜひ伝えたかったです!

政宗の兜に込められた想いとは?

幻朋:政宗の兜と言えば、三日月型のマークが有名です。これは父親が政宗が産まれた時に、我が子の成功を祈って旗印を「白地赤日の丸旗」にしました。日本の国旗に似ています。自分のチームの目印みたいな感じですね。あと、兜をそれに合わせて月にしたという話があるそうです。
オルアエル:メラムさん?!同じ形?
メラムサフラ:違います。もっと長いです。
幻朋:確かにメラムさんっぽいですが(笑)そのマークは上弦の月という満ちてゆく月を表すそうですよ。確か…こう、シュッと鋭く上に向かって……あれ?メラムさんみたいな感じだったかな?
メラムサフラ:私より長いです。
幻朋:一度本物の画像を確認しましょう(笑)三日月の形が気になってしょうがないです。
(スマホで政宗の兜を検索しました。)
オルアエル:メラムさんじゃなかった。
幻朋:そうですね。左右対称じゃないですし、長く鋭い感じでしたね(笑)脱線したので話に戻ります。これらは、仏教で太陽と月の曼荼羅=この世の理を意味し、仏の加護を意味するそうですが、本当にそういう意味でお父さんが決めたのでしょうか?
メラムサフラ:お父さんが決めたのは合っています。太陽と月を意味しているとも載っていますが、仏教の話は載っていません。
幻朋:では、どういう意味を込めてお父さんが作ったマークなんですか?
メラムサフラ:三日月はお皿というか器の意味があって、お父さんが政宗に対して、器の大きい男になれという意味で作っています。太陽のマークは、太陽みたいに燃え続けるという意味です。
幻朋:どっちもかっこいい〜!我が子に対してそういう想いを抱いていたんですね。

政宗は自分の父親を敵ごとあやめたのか?

幻朋:ちなみにお父さんは、戦で敵地に赴いてる時に政宗に敵ごと容赦無くやられてしまったらしいのですが、これは本当なのでしょうか?どういう状況か少し調べてみたのですが、お父さんが畠山義継という敵に捕らえられてしまって、そこに政宗が駆けつけた時に「敵ごと私も撃て!」と言われて、鉄砲で全員撃ったらしいです…。
メラムサフラ:お父さんは政宗には◯されていないです。その場に来た政宗の前で敵にやられてしまいました。でも、その後すぐに政宗がその人をあやめました。
幻朋:お父さんを助け出す前に、義継にやられてしまったんですね。きっと政宗は怒ってすぐにやっつけたんでしょうね。

【伊達男】政宗はオシャレだったのか?

幻朋:政宗は服装にこだわりがあってオシャレだったと言われているそうですが、それは本当でしょうか?懐中時計や銀のペンダントなども見つかっているそうです。
メラムサフラ:アクセサリーは結構着けています。
幻朋:着飾るのが好きだったんですかね?アクセサリーは外国の物っぽいので、それを身に着けていち早く流行に乗っていたとか?
メラムサフラ:これもやっぱり目が見えないのが関係しています。眼帯を付けていると、視線が目に行くから、いろんな所にアクセサリーを着けて視線を紛らわせるようにしていました。
幻朋:物珍しいキラキラしているアクセサリーだと、そっちが気になりますもんね。ただ着飾っているだけかと思っていましたが……人の視線を逸らすためだったんですね。ちなみに服装も他の人とは違ったんですか?
メラムサフラ:服もちょっと明るい色を着ていました。青とか黄色とか。
幻朋:本当に青い服装も着ていたんですね!ゲームの中だけかと思っていました(笑)しかし黄色も目立ちますね(笑)普通だと黒っぽいのとか茶色とか、落ち着いた感じの色を着ていそうですね。
メラムサフラ:そういうのが多いかもしれません。

秀吉からの小田原征伐の要請について

政宗は何故4ヶ月も遅れて来たのか?

幻朋:豊臣秀吉という人から、北条氏の小田原征伐に加わるように要請が来た時のエピソードがあるのですが、何故か政宗は4ヶ月も遅れて行ったそうなんです。これは何か考えがあって、あえて遅れて行ったのでしょうか?
メラムサフラ:準備は念入りにしていました。この時代は文書でやり取りをしていたようですね?この文書を出してから届くまでに時間がかかっています。
幻朋:わざと遅れた訳じゃなかったんですね?!
メラムサフラ:手違いでどこかに保管されていて、1〜2ヶ月くらいで文書が到着してしまいました。
幻朋:そこから秀吉の所に行くとなると…かなり時間がかかってしまいますもんね。

謁見の場に白装束を着て現れた真意は?

幻朋:そしてついに秀吉と対面します。謁見の場に来た時に、政宗は白装束を着ていたそうです。この衣装は死の覚悟があるという意味です。これを見た秀吉は、面白い奴だと思って、遅刻してきたのを許したそうです。政宗が白装束を着てきた真意は何でしょうか?
メラムサフラ:全力で戦う覚悟で来たと書いてあります。白っぽい服で来ています。
幻朋:という事は…死ぬ気で戦います!的な気持ちが現れているのでしょうか?
メラムサフラ:そんな感じです。死ぬ覚悟で全力で戦うという意味です。
幻朋:やっぱり政宗は男らしいですね。勢いもあるし、戦いに対する熱意が違いますね!

政宗は料理好きだったのか?

幻朋:仙台味噌や凍り豆腐、ずんだ餅などを作り出したのは政宗で、料理が好きな人だったという情報があったのですが本当でしょうか?
メラムサフラ:政宗の奥さんが作って、それで気に入ってそこから生まれたと書いています。でも、政宗も料理が好きでしていたとも書いてあります。
幻朋:ずんだ餅とかは奥さんが作ってくれたのを食べて気に入って、そこから開発していったんですね。政宗は普段の食事を作っていたんですね?自炊できる武将とか強すぎる(笑)
メラムサフラ:他の人に振舞ったりしていました。
幻朋:作ってご馳走していたんですか?!政宗ってこんなに素晴らしい人だったんですね。イメージが変わりました。

家臣の支倉常長のお墓はどれが本物?

幻朋:政宗の家臣、支倉常長という人のお墓が何ヶ所かあるようで、どれが本物ですか?という質問をいただいております。
・仙台市青葉区北山の光明寺
・宮城県川崎町の円福寺
・宮城県大郷町東成田
・宮城県大和町吉岡字西風(ならい)の五輪塔
事前にこれらの場所の画像を用意してあるので、見ていただいてもよろしいでしょうか?
(光明寺から順番に見てもらいました。)
メラムサフラ:一番最初に見た小さいお墓みたいな所…私はここだと思います。
幻朋:光明寺にあるお墓ですか。「支倉六右衛門常長菩提」と横に立っている場所ですね。何ヶ所もお墓があると混乱してしまいますね。光明寺が一番可能性が高いという事で終わりたいと思います。

政宗は超人気者で仲間に信頼されていた

幻朋:私からの質問は以上ですが、メラムさん的に政宗の資料を見て、何か感じた事や気になった事はありますか?
メラムサフラ:伊達政宗はかなり人気者で仲間に慕われていました。すごく良い人だったので。自分から戦う練習をしてあげていたり、さっき言ったようにみんなに料理を振舞ったりしてとても信頼されていました。
幻朋:料理は仲間達に作ってあげていたんですね!みんな慕いますよね。
メラムサフラ:亡くなる時にかなり大勢の人に看取られているので、人気者だったんだなと思いました。
オルアエル:メラムさんと一緒だね。
メラムサフラ:人気者でしょうか?
幻朋:一緒だと思います!立場関係なく、下の人のために動いてくれるトップの人は素晴らしいですよね。

【番外編】帰る前の雑談

幻朋:今回も色々な事が知れて良かったです!ありがとうございました。
オルアエル:メラムさんみたいな人で面白かった。
メラムサフラ:そういえば、アココさんが久しぶりに話したいと言っています。タイミングが合えば来るそうです。
幻朋:私も話したいのでぜひお願いします!あの…ちょっと気になっていた事があるのですが、たまに私の喋り方が標準の日本語じゃない時があると思うんです。イントネーションが違っていたり(笑)そういう場合でも翻訳されて伝わっているんですか?
メラムサフラ:分かりますよ。
幻朋:じゃあ、マジで?という言い方とかも分かります?本当ですか?ではなくて。
メラムサフラ:分かります。
幻朋:ワンチャンは?
メラムサフラ:犬ですか?
幻朋:わんちゃんじゃないです(笑)やっぱり何かしらの翻訳システムがあるんですね。こういう現代の言葉までは情報がないのかな。
メラムサフラ:それは分からなかったです。
幻朋:でも、多少は標準語じゃなくても伝わっていると分かって安心しました(笑)それではそろそろ戻りますね。ありがとうございました!
オルアエル:またね〜。
メラムサフラ:また来てください。

伊達政宗についてのお話は以上となります。歴史書に載っている情報と違っている所があると面白いですね。実際に起こった出来事はだいぶ昔の話ですし、なかなか正確には伝わらないのかもしれませんね。
それにしても、政宗の意外な一面を知れて良かったです!片目が見えないハンディキャップを色々な努力でカバーしていたという事に感動しました。現代のアニメやゲームで人気の武将ですが、当時も変わらず大人気の武将だったというのもすごいですね!
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表されたウィキペディアの項目「伊達政宗」を改変して二次利用しています。

「伊達政宗」の書誌情報