クレオパトラはコブラの毒で亡くなったのか?最後まで自分に有利な道を選び生き抜いた女王【後編】

クレオパトラはコブラの毒で亡くなったのか?最後まで自分に有利な道を選び生き抜いた女王【後編】
引き続きクレオパトラの人生について聞いた情報をお届けいたします。後編では新たにアントニウスという男性が登場し、クレオパトラの命運に大きく関わってきます。ぜひ後編もお読みいただければ幸いです!
※争乱の時代のためか所々に物騒なワードが出てきますので、それらは伏せ字にしたりオブラートに包んだ表現にしております。
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カエサリオンはカエサルとの実子なのか?

幻朋:その後クレオパトラはもう一人の弟のプトレマイオス14世と結婚して共同統治を再開しました。そしてクレオパトラは紀元前47年にカエサルの子カエサリオンを産んだとされています。これは本当にカエサルの子供でしょうか?
メラムサフラ:カエサルという人との子供です。
幻朋:そうなんですね!二人はあくまで愛人関係ですよね?
メラムサフラ:そうです。14世と結婚しています。

カエサルが暗◯される

幻朋:紀元前46年、カエサルが独裁官に任命され凱旋式を行いました。クレオパトラはカエサリオンを連れてローマを訪れていました。クレオパトラは目立たないようにローマに滞在していましたが、紀元前44年にカエサルが暗◯されたため、カエサリオンと共にエジプトに帰ったそうです。クレオパトラ達は密かにローマにいたという事でしょうか?
メラムサフラ:一緒にいましたがいつもは隠していたようです。
幻朋:なぜローマに来ていたんですか?凱旋式を見に来たのでしょうか。
メラムサフラ:ローマにも住んでいました。
幻朋:住んでいたんですか!でもカエサルさんが暗◯されちゃいましたね…。カエサルについては詳しく調べていないのですが、何かあったんですね。
メラムサフラ:カエサルが権力を使っていたために気に入らない人達がたくさん出ていました。暗◯計画というのがあったようです。
幻朋:独裁官というのも権力がありそうな感じがしますよね。やはり権力を振りかざしていると反感をかいますね。

プトレマイオス14世はなぜ亡くなったのか?

幻朋:クレオパトラは嫡子のいないカエサルの後継者にカエサリオンを望んでいたそうですが、カエサルは庶子に当たるカエサリオンを後継者に指名してはいませんでした。クレオパトラはカエサルの権力を狙っていたのでしょうか?
メラムサフラ:権力を引き継がせようとしていました。
幻朋:クレオパトラがエジプトに帰国した頃にプトレマイオス14世が亡くなりました。
オルアエル:もう◯んだの?
幻朋:死因は不明でクレオパトラが毒◯した説があるそうです。
メラムサフラ:クレオパトラに消されました。
オルアエル:ひどいよ。
メラムサフラ:毒を使ったと書いてあります。
幻朋:本当にクレオパトラがやっていたんですね!
メラムサフラ:もとから気に入らなかったようです。
幻朋:気に入らない人はどんどん消していったんですね。
メラムサフラ:カエサリオンと共に生きるためともあります。
幻朋:まさにそういう話をしようとしていました!クレオパトラはカエサリオンを共同統治者に指名し、プトレマイオス15世になったそうです。
メラムサフラ:カエサリオンを大切にしていたようです。

アントニウスを魅惑する

幻朋:紀元前42年、クレオパトラはフィリッピの戦いでマルクス・ユニウス・ブルトゥス勢を支援しました。しかしブルトゥス勢が敗北し、三頭政治側のマルクス・アントニウスがクレオパトラに出頭を命じました。クレオパトラは着飾って香を焚きムードを作ったり、宴席に招待したりしてアントニウスを魅惑したそうです。ここでアントニウスが出てきましたね!
メラムサフラ:◯されるのではないかと思っていたようです。それを逃れようとしてやっています。
幻朋:アントニウスを恐れてそのような行動に出たんですね!一か八かの誘惑作戦。しかも作戦成功という(笑)
メラムサフラ:そのようです。
オルアエル:すごい人だね。

妹のアルシノエ4世も消される

幻朋:以前から敵対関係だった妹のアルシノエ4世はアルテミス神殿に逃避していましたが、クレオパトラはアントニウスに頼んで◯害させたそうです。まさか妹までも消してしまうとは…。
メラムサフラ:自分の周りの人が気に入らなかったようです。
オルアエル:ひどい人だね。
幻朋:確かに兄弟を次々にあやめるなんて、ちょっとひどいなと思ってしまいますよね。ところで、アントニウスは◯害する事ができるような力を持っていたのでしょうか?
メラムサフラ:アントニウスは権力を持っていたのでその力を利用しています。

クレオパトラとアントニウスの関係

幻朋:その後、二人の間には双子の男女と、更にもう一人男子が生まれました。クレオパトラとアントニウスは結婚していたのでしょうか?またしてもこれは愛人関係ですか?
メラムサフラ:結婚しています。
幻朋:そうなんですね!好きで結婚したんですか?
メラムサフラ:権力が目的です。
幻朋:さすがクレオパトラ。腹黒いというか策士というか…(笑)
オルアエル:悪い人だね。
幻朋:でも、これらは自分が上手く生き残るための手段なんだと思います。

ローマ市民がアントニウスに失望する

幻朋:この頃アントニウスは二度の遠征を行なっています。アレクサンドリアに戻ったアントニウスは凱旋式を行い、死後はエジプトでの埋葬を希望するなどして、ローマ市民は見捨てられたと思って失望しました。ローマ市民達はオクタウィアヌス(初代ローマ皇帝)を強く支持するようになりました。この流れでローマ対エジプトという構図にされていたそうです。なぜアントニウスはエジプトが良いとなっていたのでしょうか?
メラムサフラ:クレオパトラに合わせたとあります。
幻朋:そういう事だったんですね。そして、ここから争いの流れになっていきますね。

アクティウムの海戦勃発

幻朋:紀元前31年9月2日、アントニウス派とプトレマイオス朝の連合軍と、オクタウィアヌス率いるローマ軍の戦いが起こります。この戦いをアクティウムの海戦と言い、この最中にクレオパトラは戦場を離脱しました。アントニウスもクレオパトラの船を追って逃亡し、アレクサンドリアへ戻りました。
メラムサフラ:船ですぐに逃げています。アントニウスも逃げています。
幻朋:なぜ逃げてしまったのでしょうか?
メラムサフラ:危険を感じたようですね。
オルアエル:逃げちゃだめだよ。
幻朋:結局アントニウスの連合軍は追ってきたオクタウィアヌス軍に敗北します。アントニウスは部下を置き去りにして女を追って逃げたと笑われたそうです。
メラムサフラ:そうなりますよね。
幻朋:まずは自分の命を優先したんですね。
メラムサフラ:勝てないと思って逃げたようです。

アントニウスが自ら命を絶つ

幻朋:クレオパトラはオクタウィアヌスとの外交交渉を試みましたが失敗に終わりました。ここでカエサリオンを国外へ逃がす事にしました。カエサリオンはどこへ行ったか分かりますか?
メラムサフラ:行き先は書いてありませんでした。
幻朋:ローマ軍はアレクサンドリアに到達し、アントニウスは残りの軍で挑みましたが海軍の寝返りで失敗したそうです。味方に裏切られたんですね。
メラムサフラ:敵になりました。勝ち目がないのが分かっていたからとあります。
幻朋:紀元前30年8月1日、アントニウスはクレオパトラに裏切られたと思い込んでいた所に、更に彼女が亡くなったという報告(実は誤報)を受けて自◯を図りました。裏切られたと思っていた理由は何でしょうか?
メラムサフラ:敵と接触していた事を聞いていたので裏切られたと思い込んでいたようです。
幻朋:敵と接触していたんですか?!どうしてそんな事をしていたのでしょう?
メラムサフラ:クレオパトラは常に自分に有利な事を望んでいます。
幻朋:アントニウスを裏切ろうとしていたんですかね?
メラムサフラ:そうだったのかもしれません。
幻朋:すごい人ですね…。その後クレオパトラの指示で瀕死のアントニウスが連れてこられ、息を引き取りました。
メラムサフラ:自◯するとは思っていなかったようです。
幻朋:まさかとびっくりしていたかもしれませんね。

クレオパトラは蛇に噛まれて亡くなったのか?

幻朋:クレオパトラはオクタウィアヌスの捕虜となっており、自害しないように警戒されていました。しかしクレオパトラは屈する事を拒み、8月29日に自ら命を断ちました。一説では贈答品に忍ばせていたコブラに体を噛ませて自◯したとされていますが本当でしょうか?
メラムサフラ:毒と書いてありますが、ヘビとは書いていません。
幻朋:服毒説の方ですね。クレオパトラのお墓がどこにあるのか謎らしいですが、どこにあるのでしょうか?アントニウスと一緒に埋葬されたそうです。
メラムサフラ:お墓の場所は書いてないですが、エジプトにあるようです。
幻朋:分かりました。あと、プトレマイオスがアレキサンダー大王の遺体をアレキサンドリアのどこに葬ったか知りたいですという質問もいただいているのですが分かりますか?
メラムサフラ:探してみます。………すみません、載っていませんでした。

プトレマイオス朝が滅亡する

幻朋:オクタウィアヌスはエジプトを征服し、カエサリオン◯害してプトレマイオス朝を滅ぼしたそうですが、カエサリオンは逃亡したのではなかったですか?
メラムサフラ:カエサリオンを尾行していた人がいたそうです。
幻朋:マークされていたんですね。
メラムサフラ:都合が悪くなる可能性があったから◯害したと書いてあります。
幻朋:カエサルの血を引いていますもんね。その後、エジプトをローマに編入して皇帝直轄地にしました。クレオパトラとアントニウスの間に生まれた三人の子供は、オクタウィアヌスの姉でありアントニウスの前妻のオクタウィアに育てられたそうです。子孫は現代にいますか?
メラムサフラ:複雑な関係ですね。子孫については載っていませんでした。

クレオパトラは惚れっぽかったのか?

幻朋:それでは最後の質問です。女の武器を使って上手く世渡りしたように見えるクレオパトラですが、それは生き延びる為の戦略だったのでしょうか?それとも惚れっぽいだけですか?
メラムサフラ:戦略ですね。
幻朋:ここまでくると逆にすごいですよね!クレオパトラはこのように策略家の女性だったんなんて驚きました。また一つ学びました。
オルアエル:やっと終わったよ。変な人ばっかりだったね。
幻朋:すみません(笑)オルアエルさんの口数が少ないなと思っていました。
メラムサフラ:有名になる理由があるんですね。
幻朋:そうですね。歴史に名前が載るというのはそれなりの人物なんですね!今日もありがとうございました。
メラムサフラ:とてもすごい方でした。
幻朋:また歴史上の人物にこういう方々出てくるかもしれませんね。
オルアエル:もういいよ。
幻朋:はい(笑)それではまた来ますのでよろしくお願いします!色々お話できたら嬉しいです。カテ(ありがとう)、タルム(さようなら)。
メラムサフラ:大丈夫です。またお待ちしています。
オルアエル:またね。

クレオパトラのお話は以上となります。最後まで頭をフル回転で策略を考え、敵に屈する事なく人生を終えたという、何ともパワフルな方でした。
クレオパトラは悪女としても有名らしく、確かに一見するとちょっとひどいかもしれないなと思えるような所もあります。しかし、息子のカエサリオンを大事に守ったり、その他の行動力は簡単には真似できないなと思いました。
古代エジプトで実際にこのような出来事が起きていたんだなと思うと、やはり地球の歴史は面白く、奥が深いですね!
サヴィラジヌ語講座
幻朋:幸せという言葉はありますか?
メラムサフラ:幸せという表現はサヴィラジヌにはないですね。
幻朋:きっと幸せという言葉がないほど良い星という事ですね。楽しいという言葉はどうですか?
メラムサフラ:楽しいはモカです。
幻朋:モカ?!可愛い響きですね(笑)地球にもモカというコーヒーがありますよ。
オルアエル:コーヒー?
幻朋:飲み物があるんです。
オルアエル:地球にもあるんだ。
メラムサフラ:モカの意味が違うのは面白いですね。