宇宙人に内緒で超重要施設に侵入した結果!!

宇宙人に内緒で超重要施設に侵入した結果!!

今回は、赤い空の惑星『サヴィラジヌ』で体験してきた出来事をご報告したいと思います。

私は前世の人の記憶の中で見た、超巨大建築物がどうしても気になっていました。きっとサヴィラジヌ星のどこかにあるはずだ…そう考えていました。

よし、ちょっと探しに行ってみよう。そして可能なら中に入ってみよう。そう思い立って、さっそく探索に行ってきました。その時の記録をここに残しておこうと思います。

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星の重要施設を探す

サヴィラジヌ星に意識体が到着しました。おそらく私がサヴィラジヌ星に来ている事は宇宙人さん達にはバレバレだとは思いますが、そのまますぐに探索を開始しました。

とりあえず周辺を移動してみる事にしました。移動スピードはそこそこ速いのですが、サヴィラジヌ星の大きさは太陽5個分……果てしない広さです(笑)

途中で黒いトゲが沢山生えている山のような場所、ちょっとした住宅地、長方形の巨大な施設などを発見しました。しかし例のタワー型の高層ビルのような建物がなかなか見つかりません。

グーグルアースみたいに見る事ができればと思い、私はダメ元で視点を変えてみました。すると上空から見渡す事ができたのです。今までは自由に見られなかったのに不思議です。

私はグーグルサヴィラジヌ状態にして広範囲視点で探索を始めました。金色の海が見えました。海だと言っていましたが湖に近い感じです。

見える範囲が広がったものの、太陽5個分の広さを探し回るのは至難の技です。これ、無理じゃない?(笑)そんな不安が頭をよぎりました。

その時、高層ビル群のような場所が見えてきました。更に一際目立つ巨大建築物も発見しました!前世の記憶で見た建物の雰囲気に似ています。私はきっとあれだと確信して一気に進んでいきました。

いつも見ている住宅地とはレベルが違います。とにかく全ての建物が大きいです。日本で例えると東京みたいな大都市という感じです。道路や道のようなものがないので、建物はあちこち色々な所に建っています。視界に目的の建物は見えているのですが意外と遠くて到着しません(笑)

途中で何人かサヴィラジヌ星人を見かけましたが、私には全く気付いてくれませんでした。やはり私の事は見えていないようです。

しばらく進むとやっと建物の前にたどり着きました。『星の重要な機関』と言っていた建物です。入って大丈夫なのか、不法侵入で消されないかと急に不安になりました(笑)しかし、せっかく来たのでやるしかないです!

サヴィラジヌ星の建物にはドアや窓のような出入り口がありません。すり抜けて中に入る仕組みです。私は思い切って建物に近づきました。

施設に侵入!待ち受けていたモノとは?!

星の重要機関なので何かセキュリティがかかっているんじゃないかと考えていましたが、スゥーっと中に入る事ができました。

え〜?!入れた…こんな簡単に入って良いのでしょうか(笑)とりあえず前に見たモニタールームに行ってみようと思いました。よく見ると目の前に白っぽい大きな物体がありました。私はそれを見上げました。

メラムサフラ:待っていました。

幻朋:うわっ!!メラムさん?!何でここにいるんですか!ビックリした…(笑)

メラムサフラ:ここはあなたが前世の記憶で見た場所です。

幻朋:やっぱりここだったんですね。なんとなく周りにある建物の景色が記憶の中で見たものと違って見えたので、ここは違う場所かな?とも思っていましたが合っていたんですね。

メラムサフラ:前世のあなたが見ていた景色と今の景色は違うかもしれないです。ここも発展してきているので。

幻朋:なるほど。発展して更に都会になっていたんですね。ところで、やっぱり私の行動はバレバレでしたか?(笑)

メラムサフラ:ここに来ると思って待っていました。ちょっとこちらの場所まで誘導しましたが。

幻朋:メラムさんに導かれていたんですね。通りですんなりここの場所が見つけられたんですね。

メラムサフラ:見せても良いよと言われたので。何か感じますか?

幻朋:まだ何も分からないですね…ここで私が働いていたなんて全く実感が湧きません。

メラムサフラ:案内します。こちらへどうぞ。

メラムさんについて行くと、前世の記憶で見たモニタールームがありました。現在はモニターの数がかなり増えていました。

幻朋:お!ここはモニターの部屋!すごい…。

メラムサフラ:記憶で見たのと同じ部屋ですよ。

その時、モニタールームにサヴィラジヌ星人がもう一人入ってきました。

新たなサヴィラジヌ星人登場

ケスリロ

幻朋:あれ?!あなたはもしかして…。

白い人:そうです。昔一緒に仕事をしていました。メラムさんから話は聞いています。

幻朋:やっぱり記憶の中で見た方ですか。体の形が一緒なのでもしかしてと思いました。よろしければお名前をお伺いしてもよろしいですか?

ケスリロ:ケスリロです。性別は男です。

幻朋:ケ…ス…ケスリロ。ケスリロさん。(相変わらず頭の中に聞こえてくる名前の発音が難しいです。)

ケスリロ:言いにくい名前ですみません。あなたに会いたかったです。

幻朋:いえいえ。私も会えるならいつか会ってみたいなと思っていました。まさか本当に会えるなんて(笑)今でもここの現役職員なんですか?

ケスリロ:今もここで働いています。メラムさんはここの部屋にいません。現在は別な星に行くのがメインになっています。

幻朋:メラムさんはもうここで働いていないんですね。

ケスリロ:ここの機関には所属していますが、今は星に行く事がメインです。オルアエルも星に行く部門に所属しています。

幻朋:え?!オルアエルさんも星の管理機関の人なんですか?実はエリートだったんですか(笑)

ケスリロ:オルアエルが聞いたら怒りますよ。

幻朋:だってこの前、どうでもいいから早く帰りたいって言っていたんですよ(笑)でもオルアエルさんは珍しく私の存在に気付いた人だったんですよね。他の方は気付かないのになぜかなとは思っていました。

ケスリロ:ここの施設にいる人ならみんなあなたと話せると思いますよ。今度紹介します。

幻朋:すごい(笑)もっと色々なサヴィラジヌの人と交流したいと思っていたんです。

ケスリロ:はい。ここにあなたが来ても良いとなったので。早く見せてあげたかったです。

【星の重要機関】どういう事を行なっているのか?

幻朋:モニターの数がかなり増えていますよね?

ケスリロ:サヴィラジヌも昔より発展しているので。

幻朋:ここには何人くらい職員がいるんですか?

ケスリロ:この建物の中には50人くらいです。

メラムサフラ:53人です。

幻朋:サヴィラジヌ星のエリートが集っているんですね。53人も。

ケスリロ:関連施設などを含めると1000人は超えます。

幻朋:他の部門の方々という事でしょうか?結構多いですね。でも、こんなに大きな星を管理するならそれくらいはいないとキツイですよね。

ケスリロ:メラムさんやオルアエルが他の星に行っていますが、行く先の星にも拠点があります。星の管理施設など色々あります。

幻朋:他の星へ情報を集めに行っていると聞きました。

ケスリロ:情報交換をしています。

幻朋:そういう事をしていたんですね。……というか、ケスリロさんは結構何でも教えてくれるんですね(笑)そんなに話しちゃって大丈夫ですか?メラムさんに怒られませんか(笑)

ケスリロ:確かにメラムさんの方が私よりは立場上は上です。

幻朋:おぉ〜。やっぱりメラムさんはすごい存在だったんですね。私からすればケスリロさん達も神みたいな感じですが(笑)

ケスリロ:前世のあなたの方がメラムさんより上でしたよ。

幻朋:いや、まさかそんな事はないですよ(笑)今では地球で這いつくばって生きています。

ケスリロ:何があったんですか?

幻朋:私にも分かりません(笑)前世の私はここでどんな仕事をしていたんですか?

ケスリロ:他の星に行ったり、モニターで管理したり、色々な事をやっていましたよ。

幻朋:そうですか。やっぱり前世の自分の事は気になりますね。

ケスリロ:あなたの身長は500Kmくらいでした。

幻朋:デカっ?!(笑)メラムさんより大きいですね。

メラムサフラ:どんな姿か気になりますか?

幻朋:そうですね。見てみたいです。色は白いという事くらいしか分からなかったので。

メラムサフラ:後でちゃんと説明します。形が変わっているんです。

幻朋:そうなんですね。どんな形か楽しみにしています(笑)

ケスリロ:こちらに来てください。これが偵察機のモニターです。

幻朋:やっぱりこれは偵察機の映像だったんですね。やたら映像が速いですもんね。

ケスリロ:動きは速いですが、360度どの方角からでも見えています。侵入者がいればすぐに対処します。

幻朋:侵入者とはやっぱり異星人とかですか?

ケスリロ:そうです。ここの部屋から侵入者と話ができます。

幻朋:もしかして私も異星人という扱いになるのでしょうか?

ケスリロ:そうなります。でも特別な許可が下りていますので。

幻朋:私のように意識だけで来る人はいますか?

ケスリロ:たまに意識だけ来る人はいますが滅多にないです。

幻朋:そうなんですね。大変ですね。常にこうして見張っていないといけないんですよね?

ケスリロ:ずっとという訳でもないです。異常があればすぐ知らせが来ます。

地球はどんな星か?

ケスリロ:それにしても、サヴィラジヌに元々住んでいた人が違う意識になって戻って来るのは初めての事ですよ。

幻朋:こういう事をする人っていないんですね。

ケスリロ:だから特別な許可が下りました。普通の人ではないので。……地球という星に行ったそうですね。何でそこに行ったんですか?

幻朋:それが私にも分からないです(笑)記憶がリセットされているので全く覚えてないです。なんでも地球はあまり人気がないみたいですね。

ケスリロ:地球はどんな星なんですか?私は地球の事を知りません。

幻朋:それぞれ国が分かれていて話す言語が違います。争い事とかがあって、同じ地球人なのに◯される事もあります。移動手段は自力で歩くか、乗り物に乗って移動します。あとはお金という物があって、それがないと生きていけない星です。良い点もありますが。

ケスリロ:それはひどい……。まるで1つの星の中に色々な星があるようだ。

幻朋:そんな感じかもしれませんね。一般的な惑星は国とかもなくて言葉も1種類なんですよね?

ケスリロ:地球は1つの星じゃないんだなと思ってしまいます。

幻朋:国が違うと言葉が通じないですし生活環境も全然違いますからね。そう言われてみると同じ星に住んでいるのに不思議ですよね。

ケスリロ:その話を聞いてちょっと混乱しています。本当に1つの星なんですか?そんな星があるなんて。地球という星は聞いた事がなかったです。興味があります。

幻朋:今度ぜひ地球に見学しに来てください。

ケスリロ:はい。地球はサミユみたいですね。

幻朋:え〜と…サミユ系にある惑星が1つの星に全部ある、みたいな感じですか?

メラムサフラ:そうです。

幻朋:こういう星は地球だけなんですか?

メラムサフラ:他にも似たような星はあります。

【ハプニング】侵入者現る

3人で会話をしている最中に、メラムさんとケスリロさんが突然モニターに反応しました。

ケスリロ:侵入者がいたようです。

幻朋:え?!まさか本当に侵入者が来るなんて!(笑)出動するんですか?

私の言葉は華麗にスルーされました。そして2人はサヴィラジヌ語で話し合っていました。サヴィラジヌ語は私には理解できません。金属音のような甲高い音に聞こえます。

しばらく2人で話していました。どさくさに紛れてどんな宇宙人が映っているか見ようとしましたが、私の目には見えませんでした…。私は騒動が収まるまで待機していました。

メラムサフラ:別な惑星から来た人でした。今ケスリロさんが対応している所です。

幻朋:特に危ない侵入者とかではなかったんですね。

メラムサフラ:はい。だから侵入者っていう表現もちょっと違いますが…ここではそう呼んでいます。

幻朋:リアルタイムで侵入者の対応を見れるなんて思いませんでした。ケスリロさんはお忙しそうですね。

メラムサフラ:私は大丈夫ですよ。何か話しますか?聞きたい事とかあれば答えます。

幻朋:では、お言葉に甘えて。質問したい事がありましたので、よろしくお願いします。


サヴィラジヌ星の重要施設に侵入した際のご報告はここまでとなります。次回は、宇宙人さんから地球人へ向けてのメッセージです。地球の未来についての話も含まれます。