ヴォイニッチ手稿の謎を解く【Part3】〜5人の男女によって書かれた本だった!解読困難な文の構造はどうなっているのか?

ヴォイニッチ手稿の謎を解く【Part3】〜5人の男女によって書かれた本だった!解読困難な文の構造はどうなっているのか?
【Part2】に引き続き、ヴォイニッチ手稿についての情報をお送りいたします。その後、言語マニアの宇宙人さん達が調査してくださり判明した情報を聞いてきました。
また、読者様が考察してくださった点についても質問をして、それに対しての返答をもらいました。地球人と異星人とで協力して謎を解明するのは楽しいですね!
そして一番の問題……なぜ解読が難しいのか?その理由も教えてもらいましたので、さっそくご報告していきたいと思います。
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なぜヴォイニッチ手稿は解読が困難なのか?

サヴィラジヌの重要施設前に到着し、中に入るとメラムさんがいました。そのまま会議室へ案内してもらいました。
幻朋:ヴォイニッチの解読はどのような感じでしょうか?
メラムサフラ:やっぱり文字が難しいです。その事についてシノエテさんから話があります。同時にオルアエルも呼びますね。今日はこの星のどこかにはいると思います。
オルアエル:来たよ。家にいた。私にはよく分からない話だから、聞くだけで良い。
幻朋:逆にオルアエルさんが得意な分野は何ですか?これなら詳しいぞっていう。
オルアエル:う〜ん……。
メラムサフラ:オルアエルの得意分野は運動会じゃないですか?大体どれも1位か2位です。他の星を経由して回ってくる競技とかあります。
幻朋:知識より身体能力の方ですね!マラソンの宇宙版(笑)規模が大きすぎる。
シノエテ:こんにちは。遅くなりました。
幻朋:シノエテさん、こんにちは。調べてくださってありがとうございます!
シノエテ:あの文字ですが…地球の言葉にすると意味がぐちゃぐちゃになるんです。特殊な文字で、地球の言葉で聞いたら意味不明になります。
幻朋:そんなに大変な文字だったんですね。文字の数は何個くらいあるか分かりますか?
シノエテ:10種類くらいに見えますが、よく見ると若干違うのもあって、そうなってくると100を超えます。
幻朋:それだとキツイですね……。私の他にも、「あの植物の事などについて何て書かれてあるのかな?」と、皆さんとても気になっています。
シノエテ:花や植物の事は書いてないです。文と絵が合っていないんです。更に不思議なのが、1ページに同じ言葉が何個も出てくる。例えば「メラムさんが言いました。」という意味だと、「メラムさん、メラムさん言って、メラムさん言って、メラムさん…」みたいな感じなんです。
幻朋:何ですかそれは!(笑)それはさすがに分からないですね(笑)ちなみに天体系みたいな図にある文字もですか?
シノエテ:同じような言葉が何回も出てきて、何を伝えたいのか分からないです。あの図にある文字も同じように反復されていて、サヴィラジヌでも理解できません。
幻朋:これは想像以上に困難な状況ですね。

不思議な生物の絵などについての解説

幻朋:地球人の方が色々と気付いて考察をしてくださったので、それについて質問をしてもよろしいでしょうか?
シノエテ:すごいですね。分かれば答えます。
ヴォイニッチ手稿が読めるサイトで、ページをご確認いただきながらの方が分かりやすいかと思います。)

P26左  謎の生物

幻朋:まずはP26左の、植物の根元にいる生物は恐竜ではないでしょうか?現代の地球には存在していません。
シノエテ:地球にはいないトヨミの生物です。地球で言う動物みたいなもので、この人達と一緒に暮らしています。
幻朋:あちらの生き物なんですね。何だか可愛いですよね(笑)

P38  勾玉のような物

幻朋:P38の葉っぱにあるのは勾玉ですか?
シノエテ:勾玉?(メラムさんがシノエテさんに勾玉の説明をしてくれました。)……これは勾玉ではないです。この植物から出ている物です。
幻朋:私も勾玉に見えるのですが、こういう形の物体が生えているんですね。

P43左  飾り文字の意味

幻朋:次はP43左ページです。左にある飾り文字は地球の女性を表していて、右にあるのがトヨミまたはトヨミ星人さんですか?
シノエテ:左はちょっと大きくなっていますが、文字の一部です。右にあるのは植物の先端だと思います。

P49  ミミズのような生物

幻朋:P49にある植物の根元を這っているのはミミズですか?そしてこの木が地球の木に似ていますが、何か植物の生態系を表しているものではないでしょうか?
シノエテ:あっちの星の生物と植物です。
メラムサフラ:地球にいるヘビって生き物より大きいです。5m以上あります。
幻朋:巨大ですね!何となく木に似ているなぁと思ったんですが……。

P58左  4人の人物

幻朋:では次に、P58左ページにいる男性と女性の真ん中にある図はどういう意味でしょうか?
シノエテ:これは4人とも女性です。何の図なのかは、私にもよく分からないです。何が目的なのか、書いた本人じゃないと分からないです。
幻朋:全員女性なんですね?!(笑)これも未解決な感じですね。

P67  恒星の中央の顔

幻朋:P67の図は前回教えていただきましたね。あ、ちょっと気になるものがあります……右側の図にぐるりと小さい絵がありますが、これはもしかして月の満ち欠け的な?地球に来た時に観察したとか?
シノエテ:その顔はトヨミの人の顔です。
幻朋:これ顔なんですか?(拡大して見ました。)本当だ、顔が描いてある(笑)次のページとかにも何個か中心に顔がありますよね?これは誰の顔ですか?
シノエテ:それらもトヨミの人の顔です。もしかしたら、大きく描いてあるのでその星の代表者かもしれません。偉い人の顔かなぁと予想しています。
幻朋:地球人の顔に似ていますね。私達が太陽の絵に顔を描くのと同じような感覚なのかなと思っていました(笑)

P70〜西洋占星術の図と失われたP74

幻朋:次のP70から始まる図についてですが……。
シノエテ:これは地球に関係のある絵です。
幻朋:これは西洋占星術を表しているのではないか、と気付いて教えてくれた方がいるんです。山羊座とか星座の絵です。
シノエテ:そんな感じの意味ですね。地球に来た時に、何かの情報を見たんじゃないかなと思います。
幻朋:やっぱりそういうのを知って描いたんですね。ちなみに現在は蠍座の箇所が狼座になっているようで、それがいつまで使われていたかが分かれば年代も判明するのでは?との事です。
メラムサフラ:そんな風に考えた事がありませんでした。これに気付いた方はすごいですね。ちょっと私の方で調べてみます。
幻朋:お願いします。あとP74が無くなっているようなのですが、これは破り取られたものでしょうか?羊皮紙だと簡単に破れなさそうなのですが…。
シノエテ:本当はあります。意図的に取られた感じはしません。剥がれやすいから無くなってしまったんじゃないでしょうか?

ヴォイニッチを描いたのはどんな人か?

幻朋:この本を見ていると、キラキラした星があったりして女性らしい部分があるのですが、これを描いたのはどんな人か分かりますか?
シノエテ:描いた人は一人ではないです。何人かで地球に来ていた。男性も女性もいます。
メラムサフラ:五人来ていたようです。
幻朋:そんなにたくさん?!(笑)
シノエテ:みんなバラバラに色んなページを作っています。
幻朋:その人達は地球人と仲の良い関係になっていましたか?
シノエテ:地球人と交流はしていません。地球人には見えないと思います。トヨミの人が地球人を観察していたのではないでしょうか。
幻朋:複数人でどうやって地球に来たんですか?
シノエテ:宇宙船で来ました。
幻朋:そうですか。地球人に姿は見えていないという事は、本だけ浮いて見えていたのでしょうか?本は地球の物質ですよね。確か本を持ち歩いていたんですよね?
シノエテ:その人が持つと見えなくなります。
幻朋:謎の技術(笑)何でわざわざ本だけ置いていったんでしょうね?変な本だと騒ぎになるのは確実なのに(笑)
シノエテ:いたずら的な要素もあったのではないかと思います。

様々な次元の宇宙人

メラムサフラ:私にも見えない次元の宇宙人がいますよ。大体の近場の惑星は、同じような次元でまとまっているから見えますが…。
幻朋:メラムさんでも見る事ができない宇宙人がいるんですね。というか、地球人は近場の惑星の人達すら見えないのですが(笑)水星人とか火星人とか。
オルアエル:地球は見えないようになってるんだもん。
幻朋:オルアエルさんはちゃんと話を聞いていたんですね(笑)
オルアエル:いるよ。
幻朋:さっきからあちこち向きが変わっているので、どこを見てるのかなって思っていました。話を聞いていないのかなって(笑)
シノエテ:最近サヴィラジヌ周辺でも、宇宙と呼ばれている空間が外側にもう一個ある事が分かっています。今ある世界とは全く別のものがあるという噂になっています。
幻朋:私達が住んでいるこの宇宙とはまた別の宇宙ですね?
シノエテ:この世界も、端っこがどこまであるのか全然分からないです。それほど宇宙は広いです。サヴィラジヌの近くに、そういう空間について研究している星があって、そこの人が全く違うエネルギー反応を観測したんです。
幻朋:そんな星があるんですね!もしかしてこの宇宙の外側にエネルギー反応があったんですかね?
シノエテ:この世界にはない全く別のものです。すみません。次元の話になったので、つい話してしまいました…。
幻朋:そんな事ないです!すごい情報をありがとうございます。シノエテさんは言語だけではなく宇宙の知識も詳しいんですね?
シノエテ:こういう話が好きな人ばかり周りにいるので、自然とそういう情報が入ってくるんです。
幻朋:情報網がすごすぎます(笑)この話を聞くと、読めない文字があってもおかしくないですよね。
シノエテ:ヴォイニッチだけじゃなく、全然読めないのはありますよ。これは興味深いので引き続きみんなで調査をやっていきます。
幻朋:もし進展があったらぜひ教えてください!関連施設の任務もあるのにすみません。よろしくお願いします。
シノエテ:分かると嬉しいので楽しいです。では、そろそろ戻りますね。(目の前からパッと消えました。)
幻朋:ありがとうございました!……という訳で、ヴォイニッチ手稿についてはいったん保留になりますね?引き続き調査中という形で。
メラムサフラ:そうですね。私も協力します。
幻朋:また次に来る時は、いつもの地球の歴史とかについて質問しますね。お二人も、いつもありがとうございます。
メラムサフラ:はい。また来てください。
オルアエル:またね〜。

Part3のご報告は以上となります。何だかすっきりしないままで申し訳ありません。この件に関しては時々「どうなりました?」と確認してみます。新情報があれば聞いてきます。
ヴォイニッチ手稿について、何かお気付きの点やこれを聞いてきてほしいという事がありましたら、こちらのコメント欄にご記入いただければ幸いです。サヴィラジヌ調査隊は、まだまだ解読を諦めません!